はじめに

2011年3月11日に東北地方で発生した、マグニチュード9.0の大地震と巨大津波が起きた東日本大震災は多くの方々の命と生活を奪いました。復興を目指した取り組みも行われていますが、今なお避難所生活を続けている方、日常生活を取り戻すことが出来ない方々もいます。また、福島県の原子力発電所におけるメルトダウンは、放射能汚染という目に見えない恐怖と向き合わざるを得ない状況を生み出しました。そして、風評被害という事態も生じました。

 

さらに2016年4月14日から熊本県を中心とした九州地方における断続的な地震によって被害を受け、避難生活を余儀なくされている方々も多く、学校の再開も遅れています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、復興への取り組みに対する支援を進めていく所存です。

 

一方、社会全体の状況を見てみると、減少傾向にあるものの年間3万人ちかくの自殺者数が出ていることや虐待件数の増加などがあります。また、学校現場でのいじめや不登校などの問題、対人関係形成に苦戦しているケースや特別支援教育に関する課題などがあります。

 

このような時、学校心理士に求められていることは学校現場における援助サービスを具体化していくことと考えます。そのためには、ニーズを的確に把握することが大切です。ニーズの把握のためにはアセスメントの力が求められます。そして、適切な対応を進めていくために二次的・三次的援助サービスの理解が学校現場に浸透していくことが求められます。また、子どもの成長と発達のための一次的援助サービスも欠かせません。多くの子どもたちが学校心理学に基づく対応を待っています。

 

このような社会からのニーズにこたえるため、東京支部では学校心理士倫理綱領第5条(「学校心理士は自己の学校心理士としての資質と力量をつねに高い水準で保持するよう努めなければならない。そのために、学校心理士は学校心理学の新しい研究や知見などの動向に積極的な関心を持ち、自ら研修に努めなければならない。」)の具現化に努めつつ今後も研修・研究を軸とした取組を進めていきたいと思います。

 

 

東京支部について

東京支部は、支部主催の研修会や各ブロックの研修会が行われています。
現在、ブロック数は10あり、それぞれのブロックで研修会が行われています。
東京支部は会員数も多く、地域も広いためブロック研修が盛んになることはとても大切です。
ぜひ、ブロック活動に参加し学びあう機会を持っていただきたいと考えています。

 

支部長

田村 節子

副支部長

井ノ山 正文

顧問

石隈利紀  芳賀 明子

事務局長

井ノ山 正文(兼務)

研修

山田 睦子  磯野 久美

記録広報

斎藤 廣意  石澤 方理  佐藤 一廣

会計監査

腰川 一恵  辰巳 豊

会計・事務

斉藤 久美子 アシスタント

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